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会長就任にあたり
令和8年度の春季総会で会長に再任されました温泉です。
就任にあたり、ご挨拶申し上げます。
まず、この1年間へき地教育に様々な役職についてくださった皆様、そして多くの会員の皆様にはご支援、ご協力をいただきましたことに感謝とお礼を申し上げます。ありがとうございました。無事、本連盟の事業等を終えることができました。
さて、再任ということで、改めて会長としてご挨拶をさせていただきます。
春季総会での会長就任の挨拶では、以下の2点についてお話をいたしました。
@昨年度同様、「やってよかった、へき複連」となってほしい。
A岐阜は第0回大会が開かれた場所であり、原点にもどって考えてほしい。
@については、昨年度と同様です。へき地教育に関わった皆さんが1年間の活動を終えた時に「やってよかった」「人とのつながりができた」等と思っていただけるような活動になってほしいと思っています。私自身、北海道や全国で多くの人と関わりながらたくさんのことを学ばせてもらいました。そのことを会員の皆さん、役員の皆さんにも感じてほしいですし、そのような活動が展開できるようになっていただきたいと願っています。
Aについてですが、この第0回大会は、当時文部省の方が中心となって『小さな学校の経営の手引き』を作成し、その編集に関わった方々が協力者として開催されました。同時に岐阜県へき地教育指導主事の協力も強い後押しとなりました。この大会では3つのことに取り組むことを確認しています。1つが全国大会を開催すること、2つめに全国規模の組織を設立すること、3つめに「へき地教育振興法」を制定することです。そして、翌年に全国大会が北海道で開催され、全国へき地教育研究連盟が設立され、昭和29年に「へき地教育振興法」が制定されることとなりました。
この取組の力の源になった思いは何か、何を大切にしようとしたのか、そういったことを改めて皆さんに考えていただきたいと思っています。
現場では様々な取組をしなければなりません。目の前のことだけでいっぱいになることもあります。しかし、だからと言って「今後のことは知らん」とはならないでしょう。先達の思いをどう受け止めつなげていくかということも大切なことではないでしょうか。
同僚性が低くなっている、という調査がいくつかの冊子に出ていました。なんとなく日本の良さだったことが少しずつ失われていくような気がします。
令和8年度が会員の皆さんにとって少しでも「やってよかった」と思える1年になることを願っております。
今年度もよろしくお願いいたします。
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令和8年 6月 1日
全国へき地教育研究連盟
第29代 会長 温泉 敏
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